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稽古づくし♪

こうみゆうです。
明日から雨らしいので、今日は洗濯しました。
ウチの家族は、やわらかいタオルはNG!
太陽の下でバリバリに乾かないとイヤなんです。
東京でも金土あたりは台風が来るかもしれませんね。

この3連休は連続で松鸚会の稽古でした。
家元が歌舞伎座に出演中ですので、歌舞伎座の地下稽古場です。
こないだまでで前半の振りをいただいていましたので、
この3日間で後半部分をいただき、一応最後まで振りが通りました!
前半部分も、形や隊列や間をびしっと直していただいて、
なんかいいかんじです♪♪
出演の合間をぬって稽古をつけていただきましたが、
う~ん改めて、家元ってすごい人だなぁ!!!
その後舞台に立つんですからねぇ、ほんとにすごいです。
てっきり2部の恋花子はテープだと思っていたら、
今回は生演奏ですってよ、おくさん!
やったー!! ←実は地方で踊るの初。
豪華になりそうですので、みなさま是非!見に来てください。
10月21日(火) 国立劇場小劇場 でっす。


土曜日は松鸚会の稽古の後、私と幸諒さんは自分の稽古。
浴衣会から1週間、稽古場はお休みだったのですが、
土曜日からスタートです。
ってことは。
次の演目はヨリドリミドリってことですよ♪
普通ならたいてい週初めから稽古が始まるので、
土曜日組は残り物しかないのですな。
やろうと思ってた演目が既に決まっていたりなんてのはザラです。
なんせ人が多いのでねー。
次は何を踊ろうかという話題は会の打ち上げから出てましたが、
例のごとく幸凛さんからガン見され、
『浦島』やりませんか、早く振りを誰かに移したいんです~」
と話をふられ、ダーリン幸雅さんからは
「また一緒に踊ろうか~~♪」
とお誘いもきていて。
その話を師匠にすると、幸雅さんとは曜日が合わないので、

師匠 「ふたりで踊るんだったら、次のたつの会にしなさいよ」

『浦島』は、

師匠 「・・・・そろそろ女やったら?」

そうなんですよねー
幸雅さんの会でちょこっと『雛鶴』をやりましたが、
名披露目の『扇獅子』からこのかた、ずーーーーっと男祭ですから(笑)
ほんと、そろそろ女に戻ったほうがよいですね。
では女で何を?

幸凛 「『岸の柳』はいかがでしょう」
私   「ああ、いいねー幸虎ちゃんが踊ったやつね」
師匠 「『岸の柳』ねー・・・うーん」

と、イマイチなかんじ。

師匠 「芸者は雰囲気で踊って終わりそうだから、『蓬莱』にしたら?」

おおっ、『蓬莱』!!
実は、かなーり前に踊りたいと申告したところ却下になり、
それ以来なんとなく縁がなかった演目。
満を持しての到来です(笑)
『浦島』は幸諒さんが挑戦することになりました。
挑戦、と書きましたが、私にとっても『蓬莱』は挑戦です。
ここ数年の男祭は、ご祝儀物は『老松』のみ。
ほかは『まかしょ』とか『夕月船頭』とか『玉屋』とか、
キャラクターがはっきりしている演目が多かったのです。
もちろん、意図的に。勉強したかったから。
しかし、雰囲気を出して踊るのは大事だけれども、
もっと基本を勉強しないとダメなんじゃないかと、
もんのすごい今更ですけど(笑)思っていたところだったんです。
それは師匠ももちろん承知。
今の私に足りないのはなんなのか、一番わかっていますから。
だから『蓬莱』はベストチョイスです♪さすが♪

演目決めで時間がおしたので、振りは4分の1で勘弁してもらいました(笑)
いやーしかし!
出のおじぎから最後まで、全部の振りにダメが出た!!
肘が落ちない~~(つд⊂)エーン!
胸が落ちない~~(つд⊂)エーン!
おすべりができない~~∑(°∇°;)オイオイ!
いかにやっつけで踊ってきたか、思い知って撃沈・・・
そして腰イタイ~~!!(泣)
久々に女をやると、腰がやられますな~~~(-_-")
腹筋鍛えねば・・・

ものすごく、ハードな稽古になりそうです。
ええ、楽しみですとも。

by mew2_fish | 2008-09-17 23:59 | お稽古

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