大満足
2006年 09月 26日
こうみゆうです。
すごい雨が降ってます。
あーこれでキンモクセイも散ってしまうなー
でも日曜日は、紅葉狩りならぬキンモクセイ狩りしてきました。
ついでにヒガンバナも堪能できましたよ。
土曜日は2時に稽古です。
先々週の浴衣浚いで『まかしょ』は卒業。
で、先週から次の初浚いに向けてのお稽古が始まりました。
前々から幸凛さんと『連獅子』という話も出ていたので、
次は親獅子かなーなんて思っていたのですが。
そうです。
11月にマイラバー幸雅さんのお稽古場の会で躍らせていただくことになり、
そっちの稽古を先にせねばならないのでした。
だって11月って、もうすぐだもん!
「なーにおどろっかなー♪」
「そうねぇ、やっぱりご祝儀物がいいんじゃない?」
幸雅さんのお弟子さんや、ほかに幸亜さんや幸凛さんも出るので、
誰とも重ならなくって、短くって(笑)、今までやったことなくて、えっとえっと…
「あれ、『雛鶴』ってやったっけ?」
「ううん、やったことない。短い?(笑)」
「うん、3分くらいかな。じゃ『雛鶴』にしなさいよ」
というわけで、先週から『雛鶴』をお稽古しています。
ご祝儀物、ほんっとに久しぶりです(笑)
キャラクター物(?なんじゃそりゃ)が続いていたので、ちょっと新鮮。
…とか、余裕かましてる場合じゃなかった。
3分の短い踊りですが、…むずかしぃー!!
まず、覚えられんっ
全然頭にも体にも入らない。
なんでしょうね、わかりやすいストーリーがないっつーか、
とりとめない振りの連続で、抜ける抜ける(笑)
おまけになんだか私の苦手なかんじの振りが盛り沢山♪♪
ちょーっと、先が思いやられマス。
でも、…なんか稽古が、稽古っぽい(爆笑)
楽しいです、このかんじ、久しぶりで。うふ。
稽古が終わって、歌舞伎座夜の部へ行ってきました♪
これまた久々に1階席。
ずーっと見たかった『籠釣瓶花街酔醒』がようやく見れました!
まずは『菊畑』。
以前も見たことがありますが、配役まで思い出せません。
ナニがよかったって、重さ、厚みです。
ダントツにご宗家。やっぱりやっぱり、この重さです。
そして歌六さん、この人。か~すっごいな~やっぱり。
で、あんまり大きな声じゃ言えませんが(毎回ですけど)、
左團次さん好みじゃないんです…。
けど、左團次さんの鬼一法眼よかったんですよ。
この3人の芸の厚み。すばらしかった。
家元の牛若丸は、・・・首がエロかった(笑)
そして、念願の『籠釣瓶花街酔醒』。
最初から最後まで、引き込まれっぱなし、でした。
前にも書きましたが、福助さん好みじゃないの・・・ですが!
やっぱりクドイ感はありましたが、そこをさっぴいても八ツ橋、すばらしかった!
「恋愛感情はなくても、縁切りはツライだろう」という”こちらの推察”じゃなく、
八ツ橋の感情の揺れが届く。
すごい。
そしてもちろん、吉右衛門さん。
田舎者の朴訥とした佐野次郎左衛門、愛すべき人物でした。
愛想尽かしされ、皆が去って、女将と九重だけになったときに、
ふと見せた肩の線で、泣きました。
肩の線で、泣けるって!
周りを固める面々も、なんていえばいいのかなー
生きちゃってるっていうか、もうその人物なんですよね、自然に。
それってホントはすごいことなんだと思うんですけど。
うーん、これはなんとも、すごい舞台でした。
見れてよかった!
最後は『鬼揃紅葉狩』です。
紅葉狩りにきた平惟茂の前に現れた美女は、実は鬼だった、という
ま、わかりやすい話なのですが。
花道から出てきた、顔を掛けで隠した姫が、家元です。
家元の女ってあんまり見たことないんで、ちょっと楽しみだったのですが。
掛けをふわりととった家元は、口があんぐり開くくらいの美女!!!
客席がどよめいて、遅れて大きな拍手が沸くくらいの絶世の美女ですよ!!
なんじゃそりゃっ!て、つっこみいれたいくらい、きれいなの!!
はー!知ってはいたけど、家元ってキレイなんだわー
だからその後鬼になったときとのギャップがねー!
うーん、よかった。
お風邪で、声が…若干オカマちゃんっぽかったですけど…辛そうでした。
もちろん踊りすばらしかったですー
つーわ・け・で!
もう久々に全部まるまる大満足でした。
こうなると、昼の部も見たかったなーと悔やまれてなりません。
ほんとは家元の『文屋』見たかったんですけど…くっ…
すごい雨が降ってます。
あーこれでキンモクセイも散ってしまうなー
でも日曜日は、紅葉狩りならぬキンモクセイ狩りしてきました。
ついでにヒガンバナも堪能できましたよ。
土曜日は2時に稽古です。
先々週の浴衣浚いで『まかしょ』は卒業。
で、先週から次の初浚いに向けてのお稽古が始まりました。
前々から幸凛さんと『連獅子』という話も出ていたので、
次は親獅子かなーなんて思っていたのですが。
そうです。
11月にマイラバー幸雅さんのお稽古場の会で躍らせていただくことになり、
そっちの稽古を先にせねばならないのでした。
だって11月って、もうすぐだもん!
「なーにおどろっかなー♪」
「そうねぇ、やっぱりご祝儀物がいいんじゃない?」
幸雅さんのお弟子さんや、ほかに幸亜さんや幸凛さんも出るので、
誰とも重ならなくって、短くって(笑)、今までやったことなくて、えっとえっと…
「あれ、『雛鶴』ってやったっけ?」
「ううん、やったことない。短い?(笑)」
「うん、3分くらいかな。じゃ『雛鶴』にしなさいよ」
というわけで、先週から『雛鶴』をお稽古しています。
ご祝儀物、ほんっとに久しぶりです(笑)
キャラクター物(?なんじゃそりゃ)が続いていたので、ちょっと新鮮。
…とか、余裕かましてる場合じゃなかった。
3分の短い踊りですが、…むずかしぃー!!
まず、覚えられんっ
全然頭にも体にも入らない。
なんでしょうね、わかりやすいストーリーがないっつーか、
とりとめない振りの連続で、抜ける抜ける(笑)
おまけになんだか私の苦手なかんじの振りが盛り沢山♪♪
ちょーっと、先が思いやられマス。
でも、…なんか稽古が、稽古っぽい(爆笑)
楽しいです、このかんじ、久しぶりで。うふ。
稽古が終わって、歌舞伎座夜の部へ行ってきました♪
これまた久々に1階席。
ずーっと見たかった『籠釣瓶花街酔醒』がようやく見れました!
まずは『菊畑』。
以前も見たことがありますが、配役まで思い出せません。
ナニがよかったって、重さ、厚みです。
ダントツにご宗家。やっぱりやっぱり、この重さです。
そして歌六さん、この人。か~すっごいな~やっぱり。
で、あんまり大きな声じゃ言えませんが(毎回ですけど)、
左團次さん好みじゃないんです…。
けど、左團次さんの鬼一法眼よかったんですよ。
この3人の芸の厚み。すばらしかった。
家元の牛若丸は、・・・首がエロかった(笑)
そして、念願の『籠釣瓶花街酔醒』。
最初から最後まで、引き込まれっぱなし、でした。
前にも書きましたが、福助さん好みじゃないの・・・ですが!
やっぱりクドイ感はありましたが、そこをさっぴいても八ツ橋、すばらしかった!
「恋愛感情はなくても、縁切りはツライだろう」という”こちらの推察”じゃなく、
八ツ橋の感情の揺れが届く。
すごい。
そしてもちろん、吉右衛門さん。
田舎者の朴訥とした佐野次郎左衛門、愛すべき人物でした。
愛想尽かしされ、皆が去って、女将と九重だけになったときに、
ふと見せた肩の線で、泣きました。
肩の線で、泣けるって!
周りを固める面々も、なんていえばいいのかなー
生きちゃってるっていうか、もうその人物なんですよね、自然に。
それってホントはすごいことなんだと思うんですけど。
うーん、これはなんとも、すごい舞台でした。
見れてよかった!
最後は『鬼揃紅葉狩』です。
紅葉狩りにきた平惟茂の前に現れた美女は、実は鬼だった、という
ま、わかりやすい話なのですが。
花道から出てきた、顔を掛けで隠した姫が、家元です。
家元の女ってあんまり見たことないんで、ちょっと楽しみだったのですが。
掛けをふわりととった家元は、口があんぐり開くくらいの美女!!!
客席がどよめいて、遅れて大きな拍手が沸くくらいの絶世の美女ですよ!!
なんじゃそりゃっ!て、つっこみいれたいくらい、きれいなの!!
はー!知ってはいたけど、家元ってキレイなんだわー
だからその後鬼になったときとのギャップがねー!
うーん、よかった。
お風邪で、声が…若干オカマちゃんっぽかったですけど…辛そうでした。
もちろん踊りすばらしかったですー
つーわ・け・で!
もう久々に全部まるまる大満足でした。
こうなると、昼の部も見たかったなーと悔やまれてなりません。
ほんとは家元の『文屋』見たかったんですけど…くっ…
by mew2_fish | 2006-09-26 23:43 | 歌舞伎などなど