こんぴら歌舞伎レポ その1 注:長いぞ~

4月10日(日) 1日目

私は次の日の昼の部だけ見に行く予定だったので、
お昼すぎに高松に着く飛行機で飛び、琴平に着いたのは3時くらい。
暑いくらいの陽気でした。
おなかぺこぺこで、何も考えず目の前のお店にとびこみ、"ざるうどん"を♪
つるつるピカピカのうどんで、おいしかった~

師匠たちはこの日の昼・夜を通して見る予定で、すでに金丸座で観劇中。
夜の部が終わる6時半くらいに金丸座で待ち合わせの約束をしていました。
ので、それまでの時間、やっぱりここまできたら金比羅さんに登ろう!と
参道の石段をえっちらおっちら行きましたよ。

「あ、その前に金丸座の写真とっとこう」

次の日は朝から雨マークがついていたので、天気のいい今日のうちに撮っておこうと、
登り始めた参道を引き返して金丸座へ向かいました。
行く道には役者さんの幟がはためいています。
金丸座は参道から少し外れた高台にありました。
これが金丸座です。
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なんと江戸時代に建てられた、現存する日本最古の劇場だそうな。
歌舞伎座のようなドカーンとしたものではないけど、古い建物の落ち着いた風情がとても印象的です。
劇場の前にはお土産や、うどん、桜もちなどの売店があって赤い毛氈をかけたお茶席で食べることもできます。
その脇に受付処がありました。


「ダメモトで聞いてみよっかな」と、ほんとに思いつきで受付へ。

私    「すみません、当日券なんてないですよね・・・?」
おじさん 「券はありますけど、今から見るんですか?」
私    「え、あるなら見たいんですが!」
おじさん 「でももう、2幕目も始まってるし、ほんとに途中ですけど・・・」
私    「・・・幕見みたいな形にはならないんですよね、1幕いくらみたいな・・・」
おじさん 「幕見の設定はないんだけど、見るなら割引しますよ。1席余らすよりはね」
私    「本当ですか!!ありがとうございます!!」
おじさん 「じゃあ2千円で」

言ってみるもんだ!!(=゚▽゚)/
ほんとなら1万3千円の席が2千円です!!
2部もすごく見たかったので、ほんとラッキー♪
喜び勇んで劇場内へ案内していただきました。
d0000212_1811534.jpg
最初入り口がわからなくって(笑)
鼠戸という、かがんで入る木戸なので、戸なのか壁なのか判別できなかったんです。
靴袋をいただいて中へ入ります。


舞台は夜の演目の2番目『日向嶋景清(ひにむこうしまのかげきよ)』が上演中。
ほかの劇場と金丸座の一番大きな違いって、たぶん座席。
椅子じゃなくて、桟敷、しかも升席なんですね~!
こんな様子です。
d0000212_1833680.jpg
この升の枠を平均台よろしく伝って歩くんですよ。
私でも危なっかしいのに、ご年配の方々は苦労なさってましたね。


なので上演中は入り口の脇(というか仮花道のどん詰まり)に座って見ました。
この『日向嶋景清』は吉右衛門さんが今回書き下ろした本だそうで、
あとで買ったプログラムには、この本への思いが切々と綴られています。
平家の武将だった景清と、生き別れた娘の再会の話で、
ちょうど娘と景清が再会したあたりから見れました。
もぉ~涙ボロボロでした!
なにがって、吉右衛門という役者に感涙でした!
なんなんでしょう、このすごさ。
本気さ、なのかな~。
ほかの役者さんたちだってすばらしいんですけど、この人はほんとにすごいと思いました。

そんなこんなで景清は終わり、休憩です。
この間に席に案内していただきました。
「ろ列5番」が私の席。
でも前述のとおり升席なので、1升に5人入るんですねー!
ほんっ・・・とにギュウギュウです!
でもまたもやラッキーなことに、その席は私のほかにご夫婦1組しかおらず、ラクでした。
師匠たちは花道のすぐ脇1番前にいました。

さてさて、夜の部最後の演目は『釣女』です♪
もともと松羽目物は好きなんですが、『釣女』はほんとに楽しくて好きな演目ですよ♪
大名と太郎冠者が恵比寿さまにお願いしてお嫁さんを釣るんですが、
大名にはきれいなお嫁さん、でも太郎冠者にはブスなお嫁さんが釣れるんですね~
大名が家元、美女が芝雀さん、太郎冠者が歌昇さん、
そして醜女がなんと吉右衛門さんです(笑)
まあなんと大きなお嫁さん!しかもおかめ顔!
それがニタ~っと笑うんだもん、爆笑の渦ですよね~!
家元も、絶対笑うのがまんしてました(爆笑)
最後に4人で踊るんですが、家元が「高砂や~」と謡いだしたら
「染ちゃん、おめでと♪」とおかめ顔で吉右衛門さん!
どすんと子供が生れるマネまで!
家元はぶっと噴出して謡えない始末です(笑)
きっと毎回やること違うんだろーなー!

いやいや、大満足!!ρ(≧ω≦)ρ
ほんとに楽しかったです♪

終演後、師匠たちと楽屋へご挨拶へ伺いました。
これから夕食会があるとかで、スーツ姿でいらっしゃいました。
「おめでとうございます。いろんな意味で♪」
と申し上げました(笑)


そのあとは高松が実家の妹弟子、幸凛(こうりん)さんのご家族と瀬戸内の幸に舌鼓♪
私はかわいいワンワンのいる幸凛さんのお宅に泊めていただきました。

次回は2日目をレポートします!
お楽しみに~\(^o^)/
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# by mew2_fish | 2005-04-14 18:12 | 歌舞伎などなど

こんぴら歌舞伎レポート予告!

こうみゆうです。
なんなんですかね、この寒さ!
桜の季節の気温じゃないですよねー!

さて、タイトルにもありますとおり、実は10,11日で香川県は金比羅さんの一角にあります、
金丸座での『こんぴら大歌舞伎』を見てまいりました!
ずっと行きたかったので、今回マンをジシテ(漢字わからんっ)の観劇です~\(^o^)/
ほんとにオカネはないんですけど(泣)、今回をはずしては、と一念発起です。
なぜなら。
ウチの家元と、大ファンの吉右衛門さんが出演だから♪
しかし人気役者がそろったからか、チケットがなかなかとれなくって!
こんぴらに限っては、事務所にチケットがまわらないので大変なのでした。
(ま、スタートが出遅れたのもありますが・・・)
それでもなんとか1枚だけ師匠にとっていただいたわけであります。

よかったですよ~♪♪

こんぴら歌舞伎のレポートは次回にアップしたいと思います。
お楽しみに~\(^o^)/
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# by mew2_fish | 2005-04-12 17:07 | 歌舞伎などなど

ぽかぽか自主稽古

こうみゆうです。
いや~ぽっかぽかですね~♪
昨日はところによっては30℃までいったとか!
東京も上着がいらないくらいでした。
寒いのはほんとにウンザリしてたので、うれしいでっす\(^o^)/
ウチのまわりでは桜は五分咲きといったところ。
いつもは桜並木の下を自転車でかっとばしてますが、
この時期はスピードが落ちますね~(*^_^*)

そんなこんなで、昨日の自主稽古も暑かったです(笑)
昨日は運よく(といったらいけませんが)幸雅さんのお弟子さんが
3人お休みだったおかげで、いつもより長くお稽古できました。
1度通してから、あいまいなところや、ニガテなところの小返し。
「この音に入りたいよね~」
で、タイミングをあわせてみたり、
「ここがいつもやりにくいんだよね~」
で、お互いの動きをみてみたり、
「音も振りもあってるんだけど、いつも先生が気持ち悪いって言うよね~」
で、本稽古へ持ち越しにしてみたり(爆笑)

連れ舞いって、ほんとムズカシイナ~…
もちろん連れ舞いのよさもありますよ。
たとえば…振りの覚えが早い、とか。相手がいるんで。
たとえば…師匠以外に相談相手がいる、とか。
たとえば…これが一番かな、ひとりより心強い!
なんですけど、相手がいるということは、息が重要、ということになります。
ひとりで踊るなら、ぶっちゃけ自分のマで踊っても害はないんですけど
(自己責任っつーことで)、相手がいるとなるとそうはいきません。
それと、振りをまちがっても、なかなかごまかしがきかない(爆笑)
ひとりならねー、いくらでも振りはごまかせますけどねー(笑)
ま、それはアレとして。
こっちはこのマで入りたいけど、実は相手は違うマの方が動きやすいとか。
こっちはこういう気持ちで動いてるけど、相手は違う解釈だ、とか。
いろいろ「お互い」が出てくるんですね。

で、昨日幸雅さんと話していたのが、
「振り、交換しちゃおうか」
という案。
師匠には内緒で(ってブログで公開しといてナンですが)。
私が松山の、幸雅さんが椀久の振りを勉強したら、
「あ、ここはこう動いたほうが相手はラクだ」
「なるほど、ここはこんな風に踊ってるのね」
というのがわかるじゃないですか。
「まだ1年弱あるしね」
まだ実行に移すかは検討中ですけど。

次の稽古は金曜日。
なるべく幸雅さんの稽古にも私が出れるように調整しています。
(私の稽古のときは必ず幸雅さんはいるんですけどね)
今週は週3稽古!
その模様はまた次回に~♪( ^∇^)ノ
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# by mew2_fish | 2005-04-07 09:59 | お稽古

背中を椀久で

こうみゆうです。
今日は4月とは思えないくらい寒い東京です。
開花宣言は出たとはいえ、ウチの近所では・・・三分ぎりぎり。
まだまだお花見気分には遠いなぁ(苦笑)

土曜日はいつものお稽古でした。
だんだん着物での稽古が暑くなってまいりましたよ(^^ゞ
つーわけで、今回は浴衣にお太鼓で稽古です。
でもね、椀久は男なので細帯なんです。
なので本当は半幅のがいいんですケド、
先週買った帯の〆方の練習も兼ねてお太鼓しめました。
(名取のくせに、ちゃんと着物が着れません・・・(汗))

毎回、私は稽古のテーマを決めます。
ほとんどは前の稽古で注意されたことを守ることになるんですが、
山のようにある注意ごとの中でもひとつ、これは絶対はずさない!と心に決めていきます。
今回は「背中を椀久で」

先週の稽古でけっこう言われたのが、
「背中をシャンとしなさい」と「胸がせまい」。
私のイメージの椀久って、
ウジウジしててメメしくて、ほんとダメダメ男なんですけど(笑)、
でもまぁ"色男"なわけなんですよね。
なんかこうイメージも先行してか、ともすると内股で踊ってたりして(オイオイ!)
どうも「男らしくない椀久」になってます。これは自分でもわかる。
ダメ男でも、その前にやっぱり「男」であり、「色男」であり、松山がホレル「椀久」なんですよねー
そこを出すには、やっぱり背中、胸の広さ、なのかなと思います。
というわけで、今回は通して「背中と胸」を意識からはずさない!というテーマに決めました。

なんですけど、それでもやっぱり注意されました、背中!( -ω-)アレー?
あと反りも足りない、といわれました。
ほんとに体を使うって、思っている以上に使わないと使ってないのとおんなじなのですねー。
それと、これも毎回(というか始めてからずっと?)言われ続けていることなんですけど、私はつま先で歩いてしまいがち。
なんなんでしょーねー自分ではそんなつもりはないんですけどねー
「お腹を下に!お太鼓なんて締めてないのよ、細帯のあたりを意識して下に入れなさい」
腹を下に、ですね。
たぶん、今度の稽古はこれがテーマになるでしょう。

今回の稽古は、そんなこんなでラブラブ踊り地まで到達せず(苦笑)
「椀久の稽古は1時間じゃムリ!」by師匠
つーわけで、次の子が来るまで、幸雅さんと踊り地をちょこっと稽古して終わりました。

幸雅さんのお稽古場はこちら↓
http://www2.odn.ne.jp/~cct79320/buyou.htm
師匠のHPはこちら↓
ハッピードラゴン
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# by mew2_fish | 2005-04-04 10:28 | お稽古

これが買った紬です♪

昨日とはうってかわって晴天の東京です。
公園の桜はかなりつぼみもふくらんでいて、
早く咲きたくてうずうずしているようでした♪
今日あたり開花宣言でるのかな~(*^_^*)

さて、これが先日衝動買いした紬です♪
室内で撮ったので暗いですが、いかがですか~?
d0000212_1310731.jpg



写真では黒っぽいですが、こげ茶で、いいかんじにかすれています。
模様はこんなかんじ。
花のような、はっぱのような。
かわいいでしょ?
d0000212_13104614.jpg

帯はいま稽古場におきっぱなので、まだ撮ってません。
これもまたおもしろい帯なので、いつかお目にかけたいです。

今日は水曜日なので、本当なら幸雅さんと自主稽古の日なんですが、
お稽古場自体がお休みなので、自主稽古もならず。
次は土曜日です。
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# by mew2_fish | 2005-03-30 13:13 | 着物

2日連チャン稽古

こうみゆうです。
今日は晴れるという予報ですけど、けっこうくもってる東京です。
私は冷え性で、昼前には朝ごはんのエネルギーも費え、
爪の色が変るほど寒い思いをします。
たぶん変温動物に近いんだと確信してます・・・゚Д゚ハァ?

さて、先週の稽古です。
金曜・土曜と2日連続でお稽古でした。
幸雅さんは金・土は先生のお手伝いで1日お稽古場にいるので、
もちろん私の稽古のお相手も幸雅さんです♪
金曜の昼は幸雅さんも稽古があるんですが、
いっしょに踊ると、目に見えて昼の稽古の成果が感じられました。
「あらら、こりゃウカウカしとれん」

二人椀久、まだ始めたばかりとはいえ、やっぱりほんとに難しい踊りです。
振りとか、形とか、そういうことじゃなくて、
心がまだまだついていってないなーと痛感します。
ほんとに「へなちょこ椀久」ですよ(苦笑)
心がついていかないと、形にならないんにゃー。
って、それは椀久に限らず、踊り全てがそうなんですけども。
椀久は特別、痛感です。

師匠はそりゃぁもぉ、イライラしてます!
「まったくあんたたちは!ふたりそろって!」
で、2人分踊っちゃうんです(笑)
師匠の場合、『ひとり二人椀久』ですねー
いやもう、がんばります。師匠死んじゃうから。

稽古の最後に、師匠の言葉。
「あたし1年間こんな稽古じゃイヤよ。
ちゃんと考えて、毎回違う稽古にしてくんないと、あきちゃうからね!
毎回違えば、"あ、考えてきたんだな"と思うじゃない。
"考えてきたんだな、でも違うんだけどねー"って(笑)」

うわ、コワ・・・
はーい・・・がんばります。

師匠のHPはこちら↓
ハッピードラゴン
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# by mew2_fish | 2005-03-29 11:32 | お稽古

着物を衝動買い♪

こうみゆうです。
桜、東京は昨日(27日)が開花予想日でしたが、開花宣言は出ませんでしたね~
昨日はとてもあったかかったので井の頭公園を散歩してきたんですが、
気の早い人々はいるもんで(笑)、もうかなりの人が宴会してましたよ!
みんな待ちきれないんですな(^ ー^)

今週は金曜・土曜と続けて稽古でした。
(稽古については別で報告いたしましょう。)
たまたまその金曜日、仕事中に電話が。
「お直しの着物できてきましたので・・・」

おお!
そうなのです。
実は2週間ほど前に、通勤用のバックを探していて、
なぜか着物を衝動買いしてしまったのでした(爆笑)
着物を衝動買いってどうよ??とか思いつつ・・・

いや実は紬の着物がほしーなーとヒソカに思ってまして・・・
でも紬ってほんと高いのでなかなか薄給のワタクシでは手が出ないんですよ。
だって古着でもほとんどが5万以上は絶対しますし。
着物で5万は格安なんでしょーけど、
やっぱりホイホイ買える値段ではないです(。_。;)

ところが、出会ってしまったんですね~
深いこげ茶の紬。
しつけ糸のついた状態で、なんと2万!
ワタクシ着物よくわからないんで、ご主人にいろいろ伺うと、
新潟の十日町の方で織られた紬だとか。
うわーこれは欲しい!
と、もう買いモード一直線だったんですが、
ただ、古着ってどうしても、ちいさい!!
計ってもらうと、身丈はなんとかでしたが、やっぱり裄が足りない・・・
「でもこれならだいぶ裄出せますよ」
たしかに4cmくらいは出せそう・・・どうしよう。
と迷っていると、ご主人が。

「お直し代込みで、2万でいいですよ」

Ξ(*゚▽゚)ノ わおー!!
「ありがとうございます!」

で、その着物が金曜日にできあがってきたのでした♪
紬に合わせる名古屋帯も持っていなかったので、
ご主人に勧めていただいた帯(5千円)も購入し、そのまま稽古へ。
金曜日の稽古は、その紬と名古屋帯で稽古いたしました。
身幅もちょうどよくって、動きやすかったです♪

写真は後日アップしようと思いま~す♪
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# by mew2_fish | 2005-03-28 10:03 | 着物

二人椀久2

こうみゆうです。
東京は雨があがりました。

さて。
昨日は稽古でした。
といっても、「自主稽古」です(笑)
ほんとの稽古は毎週土曜日なんですが、
最近は水曜日に姉弟子の幸雅(こうが)さんのお稽古場へ通っています。
幸雅さんが相手役の松山なんですよ~♪

幸雅さんのお弟子さん達のお稽古が終わってからなので、
始まりはだいたい夜の9時くらい。
お稽古場の時間もあるんで、あまり稽古できないんですけど、
振りの確認や、お互いのイキをあわすことはできます♪
ここで復習して、山のように出てくる疑問点を
ほんとの稽古のとき、ココゾとばかりに師匠にぶつけてます!

昨日は主に2人のラブラブぶりをみせつける踊り地を稽古。
まだ手順がはいったばかりで、音もあいまい。
音源が家元が以前踊られた本番の生音なので、
足を踏む音や、衣擦れの音がそのまま入ってるのを頼ってやってます!
もう手探り状態ですよ(笑)

今週の土曜日は都合で稽古に行けないので、
昨日の自主稽古は大きかった♪
来週はその振り替えで金曜日に稽古です。
と、いうことは・・・水、金、土と、週3稽古!!

がんばるぞ~

幸雅さんのお稽古場は↓で~す♪
http://www2.odn.ne.jp/~cct79320/buyou.htm
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# by mew2_fish | 2005-03-17 17:47 | お稽古

二人椀久(ににんわんきゅう)

せっかくあったかくなったと思ったら、
また寒くなって、昨日は突然の雪!
まぁ三寒四温といいますから、
こうやってだんだん春になっていくんですね♪
沈丁花も薫ってきました。

さて、そうこうしているうちにも稽古は進む(笑)

ウチのお稽古場では、だいたい年2回おさらい会=発表会がありますが、
年によっておさらい会の形式や規模がちがいます。
初ざらい(年の最初の発表会。全員着物)と、夏に浴衣ざらい(全員浴衣)がある年。
これはどちらも規模が小さくて、別名「ここまでです会」(笑)
ちゃんと1曲あがってる人もいれば、途中までの人もいて、
「私は今こんなかんじで~す」の発表会です。
で、次の年は初ざらいと、本ざらい(大きめの会場を借ります。衣装をつけて踊る人もいます)、となってます。

今年は大きい会をする年。
こないだの1月に初ざらいがありまして、次の大きい会は来年の1月。
なので、今お稽古場では新しい踊りの稽古真っ最中なワケです。
しかもまだ振りを渡す段階ばかりなので、師匠も休む間がなく大変です。
現在、弟子って40人くらいいるのかなぁ。
ほんと把握できないくらい増えました♪
が、同じ踊りをするわけにはいきませんから、ほんと大変なんです。

こないだの初ざらいが終わって、
「さて、じゃあ会は何を踊ろうか」
あれは○○ちゃんがやる、これは△△さん・・・と、ああでもないこうでもないとやったあげく、
師匠から鶴の一声が。
「『二人椀久』、やりなさいよ」


『二人椀久』という踊りは、私にとって、大事な踊りです。

私が日舞を始めたのは大学に入った年です。
始めたきっかけも、別に日舞が好きだったからとかではなく、
舞台の勉強していたので、舞台で役立つ「技能」を身につけたかったからで、
それがバレエでも、ジャズダンスでも、声楽でもよかった。
たまたま別の友人が見学に行くというので、
ついて行った先が今のお稽古場です。
縁というのは、ほんとにほんとに不思議なものですね。

まそんなわけで入門したので、
日舞に対してあまり「感動する」ことがなかったわけなんですよ。
日々の発見はありましたけど。
そんな中、大学の歌舞伎研究会と日舞研究会の合同公演がありました。
友人が出ていたので見に行ったんです。
たしか『白浪五人男』と、もうひとつくらい歌舞伎の演目があったはず。
それと、舞踊が演目にありました。
それがこの『二人椀久』だったのです。

初めて日本舞踊を見て感動しました。
踊ったのは日舞コースの同級生で、
いまやすばらしい舞踊家として活躍しています。

うまい、とか、じゃなくて、
その世界がすばらしく、ほんとうにすばらしく。
「いい踊りだ」と心から思いました。
そして、「私はいつか、この踊りを踊ることができるのだろうか」と。

その日から、「私の踊りの先の先」にあるのが『二人椀久』となりました。

正直、師匠から『二人椀久』をすすめていただいた時、
とびあがるほど嬉しい気持ちが半分、
そして「いまやっていいの?」という気持ちが半分でした。
もっと経験をつんでから、今よりもっとうまくなってから、という気持ち。
なにしろ「私の踊りの先の先」、でしたから。

でも。
じゃあいつだよ、うまくなってからって、いつなの??

うまくなんて、おこがましーなー、ほんとにね。

今回の『二人椀久』も精一杯、次の『二人椀久』も精一杯、
次の次の『二人椀久』も精一杯。
『二人椀久』じゃなくても精一杯。なんですね。

あー熱く長くなってしまった(苦笑)
そんなわけで、『二人椀久』、気合いれて稽古してます。
その模様などは次回からアップしていきますよ~
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# by mew2_fish | 2005-03-14 17:43 | お稽古

お稽古奮闘記はじめました♪

みなさま、はじめまして♪
「こうみゆう」と申します。

さてこのブログは、タイトルのとおり。
ワタクシの日本舞踊のお稽古日記をつづっていきたいと思っております。
つたない文章で、つれづれ・・・つれづれ・・・ですが、
以後よろしくおつきあいのほど、なにとぞなにとぞお願いします♪
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# by mew2_fish | 2005-03-10 16:07 | つれづれ