第3&4回 衽をつけて脇と裾を縫う

こうみゆうです。
14日(日)は冷たい雨の中、幕見で『道成寺』を見てきました。
雨だからそんなに並んでないだろーとタカをくくって行ったら、
立ち見でした・・・そんな甘くはないか(苦笑)
並んでいたら、「ドーン!」という陣太鼓の音。
そっか、今日は討ち入りの日だ!
討ち入りの衣装を着た人たちが歌舞伎座前を通っていきました。
町内会とかなのかなー?でも、見れてラッキー♪
『道成寺』はうわさには聞いてましたが、道行が常磐津でした!
ちょっと新鮮♪
久々に三津五郎さんの柔らかい踊りを拝見できて満足です。
でもー・・・やっぱり踊りは下で見たほうがいいなー
幕見は幕見で好きだけど、物理的に間違いなく遠いもん。

歌舞伎座のあとは、幸薫邸で浴衣講習会5回目。
3時から始まって、終わったのは8時・・・目が疲れた・・・
でも、ようやく衿が半分つきました~~~
もう半分を縫いつけて、くけて、衿先の処理まで宿題です。
年内完成をみるには、来週で終わらなければなりませぬ。
うひょひょー ←コワレタ

では浴衣講習の続きです。
うかうかしてると年を越してしまうので、
宿題を含めて2回分まとめてご報告します。


第3&4回 衽を前身頃につけて脇と裾を縫う

前回宿題分がコレ。
繰越を絎ける(これでクケルと読むのね)ところから。
身頃側をひと針すくって・・・
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繰越の輪っかの中を通して出す。
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次に衽を前身頃に縫い付けます。
衽は布が足りないので下前の衽を別布で接ぎます(これでハグと読むのね)。
なるべく見えないところを選んで、こんなかんじです。
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で、衿下+5cmまで端っこをくけて終了。
左右で同じ側をくけないように注意です。

さ、この衽を前身頃に縫い付けます。
前身頃は下にいくにつれて、内側へ斜めに広がるので、
下が広く、だんだん上にいくに連れて狭く採寸します。
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ここが私的にはけっこう大変で(汗)
採寸して線を引いているのに、なーんかズレてきちゃう。
あれーあれれーと、何度も線を引きなおしてるうちに、
どの線がホントなのかもわからなくなる始末(爆笑)
ここでけっこう時間をとられました。
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宿題でくけていない方が身頃とくっつく方。
中表にして縫い合わせます。
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終わったら、いよいよ脇を縫い合わせます。
前身頃と後身頃を合わせ、身八ツ口まで縫いますよ。
Y子ちゃんの浴衣、片側だけ縫った状態。
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おおー♪浴衣っぽくなってきた~~~♪
ここまでくると、ようやく最終形が見えてきて安心です(笑)
さ、次は脇と衽を3つ折でくける準備。
脇部分を前身頃側に倒してアイロンをかけます。
衽も前身頃側に倒してアイロンです。
それから脇の繰越部分も処理します。
繰越の部分を三角に開いて身頃に縫いとめます。
そうすると、着ていてもごろごろしないんですね!
さ、ここまでやったら、ひたすらくけるのみ。
衽はまあまあ縫いやすいけど、脇が!
布が厚くなって、とっても縫いにくいよ~~(泣)
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脇をくけていくと、縫い合わせた身八ツ口から先は袖付け部分になります。
本来なら袖付け部分も3つ折ぐけで縫うのですが。
再三申しておるとおり、布幅が足りないためギリギリの寸法でまかなっております。
3つ折ももったいないくらいの勢いです。
で、幸薫先生が打ち出した案は

幸薫先生 「袖付けのとこはミミだから、ミミぐけにしよう」

新たな技、ミミぐけ。
とは、まさに布のミミをくける縫い方。
3つ折ではなく2つ折でできるので節約できます。
幸薫先生がお手本を見せてくれました。美しい。
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まず、1針くぐらせます。
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くける布の下をとおります。
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出たら、もう1針、上の布だけすくいます。
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この繰り返し。ていうか、3つ折ぐけより簡単♪♪

そして裾の処理。
裾は1cm幅の3つ折ぐけです。
が、角の処理が違うのです。

幸薫先生 「角は、額縁縫いにします」

まず角を三角に折ります。
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その半分まで裾を折ります。
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また折りますと、おお、ほんとに額縁の角みたいだ!
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くけるにしても、脇を開くにしても、
「着て美しく、着て快適」ということを考えてあるのですね~
そういえば松鸚会の着付け講習のときも、ちょっとした処理が
美しく快適に着る大事な要素だと思いましたもんね。
勉強になります。

とりあえずここまで進みました。
第5回はいよいよ衿に突入!!!
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by mew2_fish | 2008-12-18 15:32 | 仕立て

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