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仕立て 第2回

こうみゆうです。
先日税務署に行くため会社を休みました。
平日しか開いてないっつーのは、ほんとどうかと思う。
せっかくなので、その足で渋谷へ行き、
『ワイエス展』を2時間かけて堪能、
それから『おくりびと』を見て泣き、
銀座へ移動して幕見で『高杯』を見てきました。
我ながらすばらしい時間の使い方です(笑)

さて、アップが遅れてますが、浴衣講習の続きです。

第2回 繰越を縫って、衽と衿を裁つ

宿題の背縫いも何とか及第点を頂いたので(笑)、
背中の繰越を縫う準備に入りますよ。
今は前の左右、後ろの左右の身頃が4枚重なっている状態。
うち後身頃は背中が縫われている状態です。
まず、実は背縫いの前にやってしまったのですが、肩山に印をつけます。
背縫いをした169cmの終わりがちょうど前と後ろの真ん中ですね。
しかし浴衣は衿を抜くので2cm後ろ側にずらしたところが肩の線になります。
ので、ハサミで切れ目を入れて印にします。どうせ後で切ってしまう所ですし。
右側を前身頃にして手前に縫い目を倒してアイロンをかけます。
仕立て 第2回_d0000212_14484469.jpg

さ、この切れ目から袖付、身八ツ口、繰越を測っていきますよ。
これは決まっているものみたいで、23cm、15cm、繰越が4cm+4cm。
袖付、身八ツ口は後ろも前もあるものなので、
全部で4枚同じ位置に印をつけなきゃなりません。
繰越は背中の方にしかないので2枚です。
で!
ここで新たな技を伝授してもらいました♪
ちゃんと測れたら、しつけ糸で4枚同時にゆるめに縫います。
仕立て 第2回_d0000212_1449233.jpg

布を1枚めくると、こんなです。
仕立て 第2回_d0000212_14491555.jpg

で!まさにここを切ると!
仕立て 第2回_d0000212_14492952.jpg
同時に印がついちゃう!
すごい!

糸が抜けちゃいそうですけど、まあ抜けてもまた印をつければいいわけですからね。
(それじゃあダメなのか)
Y子ちゃんは幸薫先生手作りのパウンドケーキをお預け状態でがんばってます(笑)
仕立て 第2回_d0000212_1450486.jpg

さ、印をつけ終わったら、いよいよ繰越を縫っていきます。
さきほど繰越を4cm+4cmとったのは、間をつまんで山にして、
始まりの4cmのところと終わりの8cmのところを縫い合わせるため。
ずれないようにマチ針を打って縫っていきます。
背縫いのところも超えて、最後まで・・・
で、本当はこれから輪っかになっている繰越部分を「くけて」いくのですが、
Y子ちゃんが大阪に出張で、時間が・・・
ここは宿題になってしまいましたので、また後ほど。
先に衽と衿を裁ちます。

私は布が足りなかったので、衽で調整するハメになったのですが・・・
本来なら152cmが2枚(左右ね)いるのに、この時点で250cmしかない。
ので、左前はきれいに見えたほうがよいので、1枚は工面して148cm。
下前は残りの1mと、似たような布をはぐことにしました。
とはいえ、上も裾の方も見えないことはないので、真ん中にツギハギをもってきます。
これが。
なかなかいい布がなくて・・・手ぬぐいで代用です。
ここも裁っただけで、縫うのは宿題。

幸薫先生 「衽も端を三つ折で"くけて"きてね!」

この「くける」ってのも新しい技です。
輪っかになっている部分を縫い付けるときの技。
見える側はほんの1針、裏の輪っかの中を2cmくらい進んで、また表に1針。
そんな風に縫い進んでいきます。
ちょこっと幸薫先生にお手本を見せてもらったのですが、
む、むずかし~~~~い。

幸薫先生 「だいじょぶだいじょぶ、慣れるわよ~」

そ、そうかなー・・・
がんばります・・・
ここでタイムアップ。
Y子ちゃんは反物を持って大阪へ旅立って行きました・・・
第3回、4回も記憶がまだあるうちにアップします。したい。
・・・できるかな・・・

おまけのY子ちゃん♪
仕立て 第2回_d0000212_1450237.jpg


by mew2_fish | 2008-12-11 14:53 | 仕立て

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