人気ブログランキング | 話題のタグを見る

たつの会

こうみゆうです。
4月2日、たつの会本番でした。
なんとか天気ももって、盛会でした(^^)

自分の支度が始まる前までの演目は
ほぼ全部見れましたが、
この劇場は楽屋や支度部屋に
モニターがないので、
支度中の演目が見れないのがイタイ!
支度が終わったら直前までは舞台袖から
黒御簾越しに見れるけど・・・

お付きをしてくれた幸雅さんが
支度中の写真を撮ってくれました。
たつの会_d0000212_17225062.jpg

完成!
たつの会_d0000212_17225023.jpg


かなり個性的な藤娘!
師匠のセンス、やはり盤石!

師匠 「気に入った?(^^)」
私    「うんっ♪♪♪」

支度でだいぶ娘度を上げてもらえました!


もともと、私はすごい緊張しいです。
舞台袖で魔法の呪文を唱えて
舞台に上がるのですが、
途中セリの溝につまづいてから
急に緊張が復活して、
半分踊った記憶が飛んでます。
雑念ばかりがライトの明るさと共に記憶されています。
後半は楽しかったけど、
・・・やりきった感まるでなしです。

あの稽古はなんだったのか、、、、
不甲斐なさ、ばかり。

・・・DVDが、逆に、待たれます・・・
外からは、あのバタバタがどうみえていたのだろう。

あー本番て。
あー本番て。
生の舞台って、こうだよね(笑)

でも稽古したから、
あそこまでは乗せられたのだ、
と思いたい。


そして。
千秋楽の師匠の『夕月船頭』。

私は高校生の妹弟子と見ていたのですが
涙が出るほど圧倒されたのでした。

師匠の踊りは3Dでした。
物語が立体なんだ。
立体で舞台上に存在する。
私のは物語ったって、ただの平面だった。
平面でぶつ切り物語の紙芝居。
でも師匠のは、触れる物語なんだもの。

私      「・・・なにあれ」
妹弟子 「ね。なんであんな若返るの?」
私     「先生飛んだね」
妹弟子 「腰痛いんだよね」
私     「ペラペラだったね、我々」
妹弟子 「ほんと。ペラペラだった」

ふたりで打ちひしがれたのでした・・・
打ちひしがれ、
そして、師匠の弟子であることに、
幸福感満載でした。


くそー
もっと上手くなりたい


稽古は再来週から再開。
今度は何を踊ろうかな。
・・・娘以外だね(笑)

苦しくも楽しい、娘チャレンジでした(^^)

by mew2_fish | 2016-04-03 16:38 | お稽古

<< 水さし 再び 下ざらい終了! >>